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浦和市総合研究所 教育研究室 |
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【教育を考える】 学校制度を考える はじめに その1.教育バウチャー制度の導入 その2.全国学力試験の導入 その3.中学卒業時に進路を決める その4.大学進学制度を変える その5.高校を進学校と就職校に分ける いじめは教師以外で解決すべき いじめを隠そうとする現場・文部科学省 なぜ履修漏れが起きたのか 何のために中学受験をするか ゆとり教育1期生の大学入試 【家庭教育を考える】 子育てを放棄する親、過保護に走る親 【首都圏私立中学入試状況】 2006年度出願状況 首都圏主要女子校 2006年度出願状況 首都圏主要男子校 2006年度出願状況分析 首都圏男子校 |
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| 2006年度出願状況 首都圏主要女子校 | ||||||||
| 中学校名 | 募集人数 | 入試日 | 2006年度 | 2005年度 | 2004年度 | |||
| 出願 | 倍率 | 出願 | 倍率 | 出願 | 倍率 | |||
| 桜蔭 | 240 | 2月1日 | 616 | 2.6 | 558 | 2.3 | 797 | 3.3 |
| 女子学院 | 240 | 2月1日 | 809 | 3.4 | 848 | 3.5 | 1133 | 4.7 |
| 雙葉 | 100 | 2月1日 | 367 | 3.7 | 371 | 3.7 | 606 | 6.1 |
| フェリス女学院 | 180 | 2月1日 | 496 | 2.8 | 449 | 2.5 | 493 | 2.7 |
| 横浜共立学園(A方式) | 150 | 2月1日 | 406 | 2.7 | 430 | 2.9 | 566 | 3.8 |
| 横浜雙葉 | 90 | 2月1日 | 241 | 2.7 | 278 | 3.1 | 350 | 3.9 |
| 鴎友学園(1次) | 約100 | 2月1日 | 346 | 3.5 | 364 | 4 | 462 | 3.9 |
| 学習院女子(一般A入試) | 約90 | 2月1日 | 330 | 3.7 | 276 | 3.1 | 377 | 3.1 |
| 川村(1回) | 100 | 2月1日 | 79 | 0.8 | 71 | 0.7 | 87 | 0.6 |
| 川村(2回) | 50 | 2月1日 | 134 | 2.7 | 128 | 2.6 | 155 | 3.1 |
| 共立女子(A日程) | 120 | 2月1日 | 454 | 3.8 | 472 | 3.9 | 434 | 3.7 |
| 頌栄女子学院(1回) | 100 | 2月1日 | 271 | 2.7 | 264 | 2.6 | 394 | 3.9 |
| 東洋英和女学院(A日程) | 約80 | 2月1日 | 279 | 3.5 | 270 | 3.4 | 451 | 5.6 |
| 立教女学院(一般) | 約110 | 2月1日 | 341 | 3.1 | 331 | 3.7 | 504 | 5.6 |
| 鴎友学園(2次) | 約100 | 2月2日 | 712 | 7.1 | 801 | 8 | 481 | 6.9 |
| 共立女子(B日程) | 180 | 2月2日 | 942 | 5.2 | 1005 | 5.6 | 810 | 4.5 |
| 豊島岡女子学園(1回) | 140 | 2月2日 | 1083 | 7.7 | 1106 | 7.9 | 833 | 6 |
| 鎌倉女学院(1次) | 100 | 2月2日 | 639 | 6.4 | 733 | 7.3 | 635 | 6.4 |
| 学習院女子(一般B入試) | 約35 | 2月3日 | 517 | 14.8 | 429 | 12.3 | ― | ― |
| 横浜共立学園(B方式) | 30 | 2月3日 | 478 | 15.9 | 604 | 20.1 | 791 | 26.4 |
| 東洋英和女学院(B日程) | 約30 | 2月3日 | 458 | 15.3 | 494 | 16.5 | 606 | 20.2 |
| 豊島岡女子学園(2回) | 30 | 2月3日 | 870 | 29 | 925 | 30.8 | 833 | 27.8 |
| 鴎友学園(3次) | 約20 | 2月4日 | 635 | 31.8 | 800 | 26.7 | 655 | 21.8 |
| 共立女子(C日程) | 50 | 2月4日 | 869 | 17.4 | 743 | 14.9 | 620 | 12.4 |
| 豊島岡女子学園(3回) | 30 | 2月4日 | 683 | 22.8 | 654 | 21.8 | 621 | 20.7 |
| 鎌倉女学院(2次) | 60 | 2月4日 | 804 | 13.4 | 929 | 15.5 | 805 | 13.4 |
| 頌栄女子学院(2回) | 100 | 2月5日 | 518 | 5.2 | 646 | 6.5 | 713 | 7.1 |
| 2006年度首都圏主要男子校出願状況 | ||||||||
| 中学校名 | 定員 | 入試日 | 2006年度 | 2005年度 | 2004年度 | |||
| 出願 | 倍率 | 出願 | 倍率 | 出願 | 倍率 | |||
| 開成 | 300 | 2月1日 | 1103 | 3.7 | 1141 | 3.8 | 977 | 3.3 |
| 麻布 | 300 | 2月1日 | 977 | 3.3 | 895 | 3.0 | 891 | 3.0 |
| 武蔵 | 160 | 2月1日 | 500 | 3.1 | 459 | 2.9 | 482 | 3.0 |
| 栄光学園 | 180 | 2月2日 | 787 | 4.4 | 799 | 4.4 | 762 | 4.2 |
| 聖光学院(1回) | 175 | 2月2日 | 789 | 4.5 | 754 | 4.3 | 799 | 4.6 |
| 浅野 | 270 | 2月3日 | 2285 | 8.5 | 2292 | 8.5 | 2447 | 9.1 |
| 聖光学院(2回) | 50 | 2月4日 | 1098 | 22.0 | 1096 | 21.9 | 1112 | 22.2 |
| 海城(1回) | 140 | 2月1日 | 478 | 3.4 | 444 | 3.7 | 499 | 4.2 |
| 駒場東邦 | 240 | 2月1日 | 684 | 2.9 | 703 | 2.9 | 752 | 3.1 |
| 芝(1回) | 150 | 2月1日 | 753 | 5.0 | 656 | 4.4 | 670 | 4.5 |
| 城北(1回) | 約120 | 2月1日 | 517 | 4.3 | 635 | 5.3 | 593 | 4.9 |
| 巣鴨(T期) | 120 | 2月1日 | 407 | 3.4 | 425 | 3.5 | 427 | 3.6 |
| 世田谷学園(1次) | 60 | 2月1日 | 312 | 5.2 | 429 | 7.2 | 360 | 6.0 |
| 高輪(A日程) | 70 | 2月1日 | 376 | 5.4 | 344 | 5.0 | 310 | 4.4 |
| 桐朋 | 約190 | 2月1日 | 674 | 3.5 | 757 | 4.0 | 695 | 3.7 |
| 日大豊山(1回) | 140 | 2月1日 | 600 | 4.3 | 506 | 3.6 | 617 | 3.9 |
| 早稲田(1回) | 200 | 2月1日 | 944 | 4.7 | 988 | 4.9 | 1079 | 4.9 |
| 慶應普通部 | 約170 | 2月1日 | 838 | 4.9 | 826 | 4.9 | 784 | 4.6 |
| サレジオ学院(A試験) | 100 | 2月1日 | 465 | 4.7 | 516 | 5.2 | 561 | 5.6 |
| 逗子開成(1次) | 150 | 2月1日 | 706 | 4.7 | 697 | 4.6 | 663 | 4.4 |
| 学習院(一般・1回) | 約65 | 2月2日 | 473 | 7.3 | 498 | 10.0 | ― | ― |
| 城北(2回) | 約130 | 2月2日 | 816 | 6.3 | 1099 | 8.5 | 1069 | 8.2 |
| 巣鴨(U期) | 120 | 2月2日 | 774 | 6.5 | 760 | 6.3 | 762 | 6.4 |
| 世田谷学園(2次) | 100 | 2月2日 | 816 | 8.2 | 859 | 8.6 | 778 | 8.6 |
| 高輪(B日程) | 70 | 2月2日 | 657 | 9.4 | 563 | 7.0 | 502 | 6.3 |
| 高輪(算数・午後入試) | 20 | 2月2日 | 453 | 22.7 | 450 | 22.5 | 397 | 19.9 |
| 本郷(1回) | 140 | 2月2日 | 980 | 7.0 | 917 | 6.6 | 819 | 5.9 |
| 明大中野(1回) | 180 | 2月2日 | 1100 | 6.1 | 1202 | 6.7 | 1010 | 5.6 |
| 明大明治(1回) | 約90 | 2月2日 | 571 | 6.3 | 592 | 6.6 | 672 | 9.0 |
| 立教池袋(1回) | 約50 | 2月2日 | 246 | 4.9 | 240 | 4.8 | 387 | 5.5 |
| 鎌倉学園(1次) | 80 | 2月2日 | 600 | 7.5 | 660 | 8.3 | 760 | 9.5 |
| 法政第二(1回) | 110 | 2月2日 | 624 | 5.7 | 569 | 5.2 | 515 | 4.7 |
| 海城(2回) | 140 | 2月3日 | 1139 | 8.1 | 1080 | 9.0 | 1216 | 10.1 |
| 学習院(一般・2回) | 約60 | 2月3日 | 695 | 11.6 | 796 | 10.6 | 979 | 7.8 |
| 暁星 | 約80 | 2月3日 | 502 | 6.3 | 672 | 8.4 | 511 | 6.4 |
| 日大豊山(2回) | 60 | 2月3日 | 707 | 11.8 | 617 | 10.3 | 741 | 18.5 |
| 本郷(2回) | 60 | 2月3日 | 762 | 12.7 | 807 | 13.5 | 646 | 10.8 |
| 明大明治(2回) | 約60 | 2月3日 | 622 | 10.4 | 715 | 11.9 | 782 | 10.4 |
| 早稲田(2回) | 100 | 2月3日 | 1501 | 15.0 | 1448 | 14.5 | 1544 | 19.3 |
| 鎌倉学園(2次) | 50 | 2月3日 | 500 | 10.0 | 555 | 9.3 | 665 | 11.1 |
| 逗子開成(2次) | 60 | 2月3日 | 646 | 10.8 | 692 | 11.5 | 554 | 9.2 |
| 芝(2回) | 130 | 2月4日 | 1409 | 10.8 | 1327 | 10.2 | 1417 | 10.9 |
| 城北(3回) | 約30 | 2月4日 | 420 | 14.0 | 590 | 19.7 | 562 | 18.7 |
| 世田谷学園(3次) | 40 | 2月4日 | 677 | 16.9 | 785 | 19.6 | 758 | 25.3 |
| 高輪(C日程) | 30 | 2月4日 | 601 | 20.0 | 606 | 20.2 | 465 | 15.5 |
| サレジオ学院(B試験) | 60 | 2月4日 | 797 | 13.3 | 909 | 15.2 | 1098 | 18.3 |
| 本郷(3回) | 40 | 2月5日 | 811 | 20.3 | 826 | 20.7 | 685 | 17.1 |
| 立教池袋(2回) | 約20 | 2月5日 | 235 | 11.8 | 207 | 10.4 | ― | ― |
| 鎌倉学園(3次) | 40 | 2月5日 | 505 | 12.6 | 552 | 18.4 | 710 | 23.7 |
| 逗子開成(3次) | 40 | 2月5日 | 608 | 15.2 | 441 | 11.0 | 360 | 9.0 |
| 法政第二(2回) | 80 | 2月6日 | 641 | 8.0 | 699 | 8.7 | 652 | 8.2 |
| 2006年度中学入試 男子校分析 |
| 埼玉・千葉の入試はここをご覧になるような方ならご存知の通り「お試し受験」が多く含まれます。 やはり、入試の本番は2月1日の東京・神奈川解禁後です。 男子で偏差値65〜70くらいの受験生であれば、初日に男子御三家(開成・麻布・武蔵)を受けて、3日に 近隣の難関校、そして5日の上位校と流れるのがパターンです。 ボーダーライン上の受験生は「浅野」は選んではいけません。 東京御三家+神奈川の栄光・聖光の両巨頭を併願校として選ばれているからです。 毎年、この日程に挑む男子校は現れますが、浅野と海城2回入試の壁に阻まれています。 注目すべき点は、神奈川難関校の1角である法政第二が2月2日入試の出願者を増やしている事です。 2月2日の明大中野・明大明治・立教池袋が微増もしくは微減に対し、着実に右肩上がりです。 一時期、大学付属校は卒業後の進路が硬直しやすい事から避けられる傾向にありましたが、六大学の 一角を占め、かつ都内や神奈川県内、そして埼玉県からも通学するつもりなら通学出来る立地の良さ が出願者にも野実に現れ、2月2日の1回入試の方が2月6日の2回入試よりも出願者数が多いのが、 法政第二を本命として出願する受験者が増えている1つの証となります。 その分、城北は2月2日入試の出願者を大幅に減らしています(昨年比マイナス283名)。 元々東京城北地域(板橋・豊島・北)・埼玉県南部からの出願が多い学校ですが、ここまで減ると 隔年化現象が発生しますので、来年は恐らく出願者数を持ち直すでしょう。 男子御三家に入れる受験生は、はっきり言えば受験する前から決まってるも同然ですので、 ボーダーライン上の受験生は、いかに「お得」な学校を選ぶかにかかっています。 (以上2006.5.2記) |
学校制度を考える はじめに 安倍内閣の発足と共に教育基本法の改正が議題にあがるようになりました。 「教育再生会議」の旗揚げにあわせるようにいじめによる自殺や履修漏れ、教師への校長のパワハラなど 教育現場は混乱の極みにあります。 昔は「勉強が出来ればいい大学に入っていい会社に入る」といった共通の価値観がありましたが、 今はそれも崩壊し、目的を見出せないまま過去の価値観にすがるしかない不安が こういった事件の根底にあると思います。 明治維新以後変わることの無かった学校制度を変える事により、目的を再設定する事が教育現場崩壊を 防ぐ手段だと思い、今回は下記の通り6回に分けて学校制度を考えてみたいと思います。 その1.教育バウチャー制度の導入 バウチャーは利用券や引換券という意味で、ミルトン・フリードマンが「選択の自由」という著書で表した。 教育バウチャーは公立だろうが私立だろうが保護者が学校に渡せば、その分補助金が受けられるという 制度で、学校間の競争を促進すると考えられているが、賛否両論噴出している。 反対論者は「私立学校に補助金を支出するのはおかしい」と言っているが、金銭面から私立学校に行けない という生徒を救済する事が、憲法に定められた「教育の権利」を守る事にはならないだろうか。 それと、介護保険導入により、民間が相次いで介護ビジネスに参入した様に、教育ビジネスに参入する企業が 相次ぐだろう。とにかく「ぬるま湯」に浸かった今の学校を変えるためには、一度根幹から変える必要がある。 (ここまで2006.11.12記載) その2.全国学力試験の導入 全国学力試験というのは、これまでの「学力到達度試験」を拡大して行われるもので、対象は小・中学生を 考えています。日本の義務教育には「落第」という制度が無いのですが、それでは学力の差が学年を追う毎に 拡大します。各学校の定期試験はそのまま、年に1回、3月に各学年のまとめテストとして実施をすべきです。 内容は学習指導要領準拠で、基準以上であれば進級を認め、基準以下であれば留年とします。 これまで、体力テストは実施していないのに学力テストは実施していないのが不思議でした。 義務教育の理念が「日本国民として生きていくうえでの基本学力を身につける」にある以上、義務教育は ただその期間学校に行けばよいのではなく、必要最低限の学力を身に付けさせるという理念に 回帰すべきです。ただ授業数をこなせば良いのではなく、内容を問う必要があるのです。 そうでもしないと教師や生徒の資質向上には繋がりません。 まず「学力には差がある」という事を認識する。その為にも全国学力試験は必要だと思います。 (ここまで2006.11.19記) その3.中学卒業時に進路を決める 全国各地の高校で、非受験科目の履修漏れが問題になっていますが、卒業後に就職・進学と進路が分かれる 高校生に全国一律の要領で対応しようという考えがそもそも間違っているのです。 就職組には就職用の、受験組には受験用のそれぞれのカリキュラムは絶対必要になります。 そこで、義務教育終了時(現在では中学卒業時)に、予め就職希望か大学進学希望かの進路を決めさせるべきです。 その2.で提案した「全国学力試験」の結果を基に、実社会に出た方がいいか勉学の道を進むのがいいかを 決めさせ、それぞれにあったカリキュラムを作れば今回のような履修漏れは出ません。 職業によっては若いうちから専門指導を受けていた方が良い場合もあり、高校3年間を無為に過ごさせる必要は 無いのです。だらだら12年かけて進路を決めさせるよりも、義務教育9年間で進路を決めた方がメリハリもつきます。 「手に職を付けたいから訓練したい」と言っても、「とりあえず高校は出なさい」という保護者も多いでしょう。 そんな風に進学してもだらだらと過ごすだけで何も残りません。とにかく期限を区切る事が何より大事です。 それと目標を設定してあげる事、これがもっとも大事な事なのです。 (ここまで2006.11.23記) その4.大学進学制度を変える 日本の教育制度の歪みの象徴といえば大学入試に集約されるでしょう。 小・中・高と12年かけて挑む大学受験ですが、逆に言えばそこまで準備しなければ大学進学出来ないという制度 が構築されてしまっているのが問題です。 超難関校に入学しても、「大学合格がゴール」と言わんばかり遊びほうけ、大学卒業の際には何も残っていない という歪みが散見されます。 大学も少子化を迎え、単に認定を厳しくしてしまうと受験生が集まらないというジレンマがあるでしょう。 そこで思うのは、高校から大学に入学するのではなく、大学共通の教養教育機関を作り、大学進学を目指す 学生は、前述の全国学力試験で一定基準以上あれば入学できるようにし、教養教育機関での成績を基に 大学へ進学するという事にすればと思います。 常に刺激を与えておかないと学生は堕落します、私も大学在学中に何人と見てきました。 いきなりゴールではなく、高校と大学の間にワンクッションを置いて、関門を増やす事を提案します。 当然ですが、大学も単位認定を厳しくし、簡単には卒業できない様にすべきです。 (ここまで2006.11.29記) その5.高校を進学校と就職校に分ける 前述のその3・その4でも述べた様に、本来高校ではそれぞれの進路に応じた教育を受けるべきなのです。 3年後には社会に出る生徒もいれば、大学受験を目指す生徒もいる、それが混在しているから履修課程の 問題が起きる事に早く気づくべきなのです。 中学までを義務教育としている以上、その先の教育はそれぞれの進路にあった専門教育でなければなりません。 結果として、普通高校も進学校と就職校に分けるべきである、と考えます。 その4.で述べた様に大学進学制度を変えてしまえば、大学に入るための勉強ではなく教養を身につけるための 教育に変わりますから、旧制高校のように思索深い日々が送れるでしょう。 脳みそが柔軟な内に考える癖をつけさせないと、後は硬直するだけなのです。 就職校は、自分の進路に合わせた資格の勉強や職業体験が出来る様にするべきだと考えます。 大学進学組よりも4年は早く社会に出られる訳ですから、経験も知識も蓄積出来ます。 (ここまで2006.12.11記) その6.真の「エリートを」を育てる |
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<いじめは教師以外で解決すべき> さて、「いじめ」がいつまでも続き、収まるどころか益々拡大する傾向をみせていますが、 前述のように教師ではいじめには対応する事が出来ません。何故ならいじめる側、いじめられる側 を理解できないからです。 ではどうすればいいか。教師で対応しようと思わずに、外部の力を借りればいいのです。 学校が用意するのは「いじめ駆け込み寺」と名づけた教室だけ。ここにスクールカウンセラーやら 精神科医やらを常駐させておけばいいのです。大事なのは「逃げ場所」を作る事です。 学校でいじめられてる事を両親に話せる生徒など皆無です。いじめられてる事って恥ずかしいですから。 だから言えない、言えないから学校でも家でも逃げ場が無くなる。 という事は、逃げ場を作ってあげればいいのです。 学校側は場所を提供して、予算は国から出してもらえれば充分運営できます。 それと学校側は徹底した情報公開を行う事。とにかく自殺を防ぐ為には情報の公開です。 これだけでの事で、いじめが間違いなく減少します。間違いない。 (2006.11.03記) |
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<いじめを隠そうとする現場・文部科学省> いじめが社会問題になり長い年月が経っているが、未だにいじめを苦にした自殺が続いている。 岐阜や福岡では学校が「いじめの認識はなった」「あった」と二転三転してるが、この様な見苦しい 事態が起こるのは当然理由がある。まず文部科学省が「数値目標」を掲げている事。数字が一人歩き してしまい、「どの様にいじめをなくすのか」という観点がごっそり抜け落ちている。 基本的に役所は「数字」が全てで、「数字」が出てこない施策には予算がつかない。 だから官僚は「作文」をして予算を獲得する。官僚の最優先課題は「予算を取ってくる」事に他ならない からだ。本来であれば「施策」がありそれに対して予算がついてくるのだが、霞ヶ関では順番が 逆になっている。それと、NPOや民間団体を活用できないのは、文部科学省OBの「食い扶持」を 確保するために予算を確保する必要があり、その為には文部科学省所管の特殊法人に 仕事を回さなくてはいけない。その為にNPOや民間団体は、官僚からすれば「邪魔」でしかない。 また、学校では文部科学省から下ろされてきた数字が都道府県・市町村経由で届く。 仮に文部科学省でどんな立派な理念を出しても、現場に届く頃には「目標達成」が最優先課題になり 理念など二の次三の次。現場の先生方は「通常業務でも忙しいのに余分な事言いやがって」という 気持ちになるので、面倒な事は隠そうとする。学校長も先生も「目標未達成」ならば評価が減点されるから おいそれと不利益になることは認めない。結果として「隠せるものは隠そう」という文化が生まれてしまう。 それに致命的な欠陥として「文部科学省の官僚も現場の先生もいじめを受けた事が無い」事がある。 昔は「でもしか教師」と言って、いろいろなタイプの先生がいたが、今や学校の成績が優秀でないと 教師にはなれない。官僚は言わずともがな。従って「いじめられている生徒の気持ち」など一生かかっても 理解できない。理解できない事を解決する事などは無理に決まってる。 いい数字を出したい文部科学省だけの責任ではない。数字しか評価しない財務省も問題だ。 つまりいじめとは、今の日本社会の仕組みではどうする事も出来ない、防ぎようが無い。 だから、「まずい事は隠そう」とする風土が生まれてるのである。 長くなったので、現状打破する為にはどうすればいいかは、改めて考察します。 (2006.11.1 記) |
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<なぜ履修漏れが起きたのか> 福井県で発覚し、その後日本全国に広がった高等学校での履修漏れ。 必修科目である世界史を履修せず、英・数・国といった大学入試科目に授業を振り分けるという内容 ですが、受験科目優先という風潮は今に始まった事ではありません。 私立高校では大学進学実績を上げる為に「0時限」や「7時限」と言った学習指導要領以上のカリキュラム を組み、受験科目の補習を行ってきました。 公立高校では、日教組などの組合の力が強かったので、補習授業=労働強化という方針があり、 国公立大学進学実績では凋落の一途をたどってきました。 そこにいわゆる「ゆとり教育」を掲げた新学習指導要領が施行されます。これは教員の週休2日制を 実施する為の要領で、あまりの内容のカットに、当時の文部省も「あくまで最低基準であり、これを 超えても構わない」と認めざるを得なくなる事になります。 公立高校では組合の力が強いですから、最低基準である新学習指導要領を受け入れ、週休2日制を 実施します。大学進学実績を上げなくても生徒は集まるからです、 私立高校では少子化の影響で、大学進学実績を売りにして生徒を集めないと経営が成り立たなくなります。 従って、学習指導要領以上の授業を行い、大学進学実績を向上させました。 大学(特に難関大学)の定員は増えませんので、私立高校が進学実績を増やせばその分公立高校の 進学実績は減ります。ここで問題になるのが公立高校OBからの圧力です。 特に旧制中学から歴史のある公立高校では、地域の実力者が「我が母校はなぜ凋落したのか」と 現場(=公立高校)や教育委員会に圧力をかけます。それに現場(=公立高校)は保護者が 「私立高校は○○大学に何人合格させてるのに、なぜウチの高校は実績が出ないんだ」と問い詰める といった風潮があったのでしょう。その結果として、「世界史を履修した事にして、受験科目をしましょう」 となったのです。 新学習指導要領による公立と私立の授業時間の差が拡大したのと、大学進学実績を偏重する価値観の 蔓延が、許されざる履修漏れを起こした原因でしょう。 こうなる事は、新学習指導要領が施行された時から予測された事であり、文部科学省の責任は 逃れられないところがあります。 ところが、今回の騒動でも文部科学省は傍観者を決め込み、現場に責任を負わせようとしています。 抜本的な解決は、一発試験で行っている現在の大学入試制度の改正しかないのですが、 まずは学習指導要領の改訂と、公立高校でも私立並みの受験指導をした場合の予算の手当てが 必要なのです。つまりこの問題は文部科学省の問題であり、トカゲの尻尾切りで現場にすべてを なすりつける官僚の狡猾さを指摘するのが国民としての義務です。 (2006.10.30記) |
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<ゆとり教育1期生の大学入試> 今年の大学入試、高校1年生から新学習指導要領、いわゆる「ゆとり教育」を受けた世代が 現役受験生として大学入試に挑みました。 結果はこれから発表されるだろうが、大学入試センター試験での英語ヒアリング騒動を見ると、 受験生としての資質に欠ける世代となっているようです。 (詳細はブログをご覧下さい→センター試験リスニング、一部受験生が操作法を勘違い) 記事によると、操作に慣れてもらう為に事前に配布したICレコーダーと本番でのICレコーダーの仕様が 一部変更になっていた為、故障と誤解した受験生がいたのでは、との大学入試センター側の見解を 載せています。 しかも、「各高校に」とありますので、ゆとり教育1期生達に配布されたのでしょう。 大学入試で、ICレコーダーの使い方を間違って、再テストを要求する様な受験生を育てたゆとり教育は、 文部科学省の「愚民化政策」の賜物です。 彼らは4年もしくは5年後に就職試験を受けるでしょう。最近は外資系企業の人気も高いらしいですから、 英語能力のテストもあるでしょう。その時は再試験なんて要求できませんよ。どこまで甘やかすのでしょうか。 きっと彼らは「やり直しの効かない試験がある事は習っていない」とのたまうでしょうが、一企業人としては その様な人間は要りません。 ゆとりゆとりで甘やかす代償が、日本社会を滅ぼす危険性を指摘しておきます。 (2006.04.22記) |
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<何のために中学受験をするか> 2006年度入試も終わり、2月から「新小6」として、来年2月までの受験学年がスタートしました。 ここで、一度原点に返り、なぜ中学受験をするのか改めて考えてみたいと思います。 「高校受験の無い充実した学校生活」ですか?それとも「様々な設備や体験ですか」? そんなのは建前に過ぎません。ずばり「いい大学に行く」のが目的なのです。 ただ、皆それを表立って言えないから、いろいろ理由を考えるのです。 もし、本音を言ってしまうと、ホリエモンの様に欲望の権化になってしまうから、言わないだけです。 皆が己の欲望を包み隠さず言い出したら、日本は恥知らずの国家に成り下がるでしょう。 ギリギリの所で、何とか踏みとどまっているのです。 しかし、学歴社会はそんな簡単には壊れません。 「ドラゴン桜」のヒットが、皆がいい大学に行きたい願望の現れです。 残念ながら、現在の公立教育では既に大学受験には対応していません。 何せ大学受験の時に、停車する駅も確認せずに乗るような受験生を輩出してるのですから。 よく3月になると、快速や特急を臨時停車させる話が美談で語られますが、あれは恥を晒してるのです。 この様な恥ずべき行為を行う受験生が全て公立生とは言いませんが、下の下の受験生です。 受験体制も満足に出来ない高校が、果たして大学受験出来る環境でしょうか。答えは否です。 皆さんも、今一度中学受験をする意味を再度考えてから、1年間乗り切ってください。 (2006.04.05) |
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| <大手塾2005年度入試分析(1)(05.06.19)> 今更ですが、大手塾の2005年度入試の分析を始めます。 量が多いのでまずは御三家及び難関中学からです。 1.男子御三家 明らかに「開成集中」が見て取れます。入試日が同じなので比較しやすいですが、 四谷大塚・日能研は「2/1第一志望」を進学指導の中心にしてるのでしょう。 それぞれ開成・麻布・武蔵の順番で合格者数が並んでいます。 早稲田アカデミーは「早稲田第一志望」の為それほど数字は出ていません。 2.女子御三家 ここでは圧倒的に日能研が勝利しています。女子生徒ほど「ブランド塾」を信奉しているのが 一目瞭然です。 女子学院・雙葉に至っては定員(合格者数ではないです)の半分以上が日能研となり、 日能研ブランドの強さが光る結果となっています。 3.難関中学校 名前の通り「早稲田アカデミー」が早稲田実業で合格者数トップとなっています。また男子・女子御三家の 合格者数からすると早慶系の合格者が突出しているのがわかります。
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<入試時における面接の比重(05.06.12)> 無事に2005年度入試も終わり各メディアに於いて分析が出揃い、目にされた方も多いと思います。 しかし、どの雑誌にも入試時の面接について触れられていませんでした、残念です。 私立中学校の場合ですが、基本的に面接は添え物です。極端な話をすれば、日本語を理解できて、 授業中に突然奇声を上げ学級崩壊をさせないか否かを判断するだけです。そうでもないと、試験の次の日 に合格発表なんか出来ません。面接を評価に加えるとしたら、最低限1週間はかけないと無理です。 面接が重要視されるのはごく一部の名門校だけです。学校コミュニュティーに加えても問題ないか保護者を 含めて判断されます。この場合はいくら筆記試験が良くても、当校にふさわしくないと判断されれば不合格 になります。こればかりは生徒の実力ではどうにもなりません。 従って、「教育の二極分化」が叫ばれる訳ですが、これは日本だけではありません。 英米においても階級による教育機会の不均等はありますし、エリート階級が再生産されているのです。 話が飛躍しましたが、一握りの上位校(女子校に多いですが)以外は面接の比重は高くありません。 学校までの経路、家族構成くらいを言えれば問題ありません。 次回は大手塾2005年度入試結果分析をお送りしたいと思います。 |
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<節操のない受験はお止めなさい(05,01,10)> 埼玉・千葉入試はいよいよ本番を迎えました。 注目された新設校、淑徳与野も第1回(1/13)で689名を集めまずは成功でしょう。 立地から1000名集めるのは難しいとは思いましたが、まずまずの志願者数と見ていいでしょう。 しかし気になるのは翌日の浦和明の星1回が昨年並みという点です。 ご存知のように淑徳与野は仏教系、浦和明の星はキリスト教系です。 偏差値のレベルだけで学校を選んでいるようなら受験はやめた方がいいです。 これからの国際社会で大事なのは自分の中にどれだけ引き出しを持っているかという事に他なりません。 その中でも「宗教」は大事な要素です。日本国内に居ては決して気付きませんが、 外国に行った時には必ず「宗教」を聞かれます。 宗教によっては戒律で食用が禁止されている食材もありますし、会話の話題にも 宗教が出てくる時があるのを皆さんご存知でしょうか。 仏教なら仏教で、キリスト教ならキリスト教で、それ以外ならそれ以外ときちんと 分けて受験するのが最低限の受験マナーです。 仏教系ならお勧めは「麹町学園女子」ですし、キリスト教なら「星美学園」です。 この2校は校長がそれぞれ宗教の権威です。三多摩地区の方なら「東京純心」も お忘れなく。 次回はのびのびになっている「入試時における面接の比重」をお送りします。 |
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ゆとり教育以前ならば、志望校以外なら公立中学校に進学して、高校で再度挑戦するのも可能でしたが、 受験日の多様化によって、都内・神奈川県でも1月中の入試が可能となっている現状では、 <男子> 1月中 中旬1校 下旬2校 ポイントは「1月受験で必ず合格する学校を入れる」です。 <女子> 1月中 中旬1校 下旬1校 男子と比べると1月受験校の選択肢がかなり制限されます。 男子と比べて日程を詰めているのは、受験科目に差があるからです。 併願校を決めるのではなく、最初に日程ありきで決めるのが後々問題になりません。 但し気をつけなくてはいけないのが、中学からの内部進学組と高校からの外部入学組を 中学入試では中堅若しくは下位校にも関わらず、高校入試になると上位になる学校に ランクは2月1日を頂点とした富士山型(頂点に向かってなだらかに上昇する)が望ましいでしょう。 よく「自信をつけさせる為に」と言って難易度の低い学校を進める塾講師がいますが、 富士山型にしておけば、次第に問題の難易度も上下しますので、受験する生徒にとって 受験日パターンを決めた後に志望校を決めれば無理のない入試予定が組めるはずなんです。 来週は「入試における面接の比重」についてご紹介します。(2004.9.13) |
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| 【家庭教育を考える】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 子育てを放棄する親、過保護に走る親 毎年この時期になるといわゆる「お受験」の話がワイドショー化したニュースを賑わす日々が続く 訳ですが、去年の年の暮れに「母親がスノーボードに行っていて残された子供が焼死」といういたましい ニュースが流れました。 正月帰省で湘南新宿ラインに乗っていた時ですが、親子四人連れがグリーン車に乗ってきて横の列に 座ったのですが、なんと子供2人と両親が別々に座ったのです。完全に子育てを放棄してます。 さすがに騒ぎ出したので母親が慌てて席を移りましたが、まったく情けない限りです。 これを見ていて思ったのですが、今の親は子育てにおいて子供との距離がつかめていないのではないか。 昔は周りに聞ける人がいましたし、自分の体験を基に子育てが出来ましたが、今の親は自分の親を否定し 「あんな風には子育てをしたくない」と思ってしまっているのではないか、という事です。 これでは距離感など掴めないので、結果として子供にべったり寄り添うか突き放すかの二極化になる、 その結果として幼児虐待などが起きているのではないか、と思いました。 (以上2007.01.01記) |
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