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浦和市総合研究所 教育研究室
  

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 【教育を考える】
 学校制度を考える
  はじめに
  その1.教育バウチャー制度の導入
  その2.全国学力試験の導入
  その3.中学卒業時に進路を決める
  その4.大学進学制度を変える
  その5.高校を進学校と就職校に分ける
 いじめは教師以外で解決すべき
 いじめを隠そうとする現場・文部科学省
 なぜ履修漏れが起きたのか
 何のために中学受験をするか
 ゆとり教育1期生の大学入試

 【家庭教育を考える】
  子育てを放棄する親、過保護に走る親
 
 【首都圏私立中学入試状況】
 2006年度出願状況 首都圏主要女子校
 2006年度出願状況 首都圏主要男子校
 2006年度出願状況分析 首都圏男子校
  




 2006年度出願状況 首都圏主要女子校
中学校名 募集人数 入試日 2006年度 2005年度 2004年度
出願 倍率 出願 倍率 出願 倍率
桜蔭 240 2月1日 616 2.6 558 2.3 797 3.3
女子学院 240 2月1日 809 3.4 848 3.5 1133 4.7
雙葉 100 2月1日 367 3.7 371 3.7 606 6.1
フェリス女学院 180 2月1日 496 2.8 449 2.5 493 2.7
横浜共立学園(A方式) 150 2月1日 406 2.7 430 2.9 566 3.8
横浜雙葉 90 2月1日 241 2.7 278 3.1 350 3.9
鴎友学園(1次) 約100 2月1日 346 3.5 364 4 462 3.9
学習院女子(一般A入試) 約90 2月1日 330 3.7 276 3.1 377 3.1
川村(1回) 100 2月1日 79 0.8 71 0.7 87 0.6
川村(2回) 50 2月1日 134 2.7 128 2.6 155 3.1
共立女子(A日程) 120 2月1日 454 3.8 472 3.9 434 3.7
頌栄女子学院(1回) 100 2月1日 271 2.7 264 2.6 394 3.9
東洋英和女学院(A日程) 約80 2月1日 279 3.5 270 3.4 451 5.6
立教女学院(一般) 約110 2月1日 341 3.1 331 3.7 504 5.6
鴎友学園(2次) 約100 2月2日 712 7.1 801 8 481 6.9
共立女子(B日程) 180 2月2日 942 5.2 1005 5.6 810 4.5
豊島岡女子学園(1回) 140 2月2日 1083 7.7 1106 7.9 833 6
鎌倉女学院(1次) 100 2月2日 639 6.4 733 7.3 635 6.4
学習院女子(一般B入試) 約35 2月3日 517 14.8 429 12.3
横浜共立学園(B方式) 30 2月3日 478 15.9 604 20.1 791 26.4
東洋英和女学院(B日程) 約30 2月3日 458 15.3 494 16.5 606 20.2
豊島岡女子学園(2回) 30 2月3日 870 29 925 30.8 833 27.8
鴎友学園(3次) 約20 2月4日 635 31.8 800 26.7 655 21.8
共立女子(C日程) 50 2月4日 869 17.4 743 14.9 620 12.4
豊島岡女子学園(3回) 30 2月4日 683 22.8 654 21.8 621 20.7
鎌倉女学院(2次) 60 2月4日 804 13.4 929 15.5 805 13.4
頌栄女子学院(2回) 100 2月5日 518 5.2 646 6.5 713 7.1
 2006年度首都圏主要男子校出願状況
中学校名 定員 入試日 2006年度 2005年度 2004年度
出願 倍率 出願 倍率 出願 倍率
開成 300 2月1日 1103 3.7 1141 3.8 977 3.3
麻布 300 2月1日 977 3.3 895 3.0 891 3.0
武蔵 160 2月1日 500 3.1 459 2.9 482 3.0
栄光学園 180 2月2日 787 4.4 799 4.4 762 4.2
聖光学院(1回) 175 2月2日 789 4.5 754 4.3 799 4.6
浅野 270 2月3日 2285 8.5 2292 8.5 2447 9.1
聖光学院(2回) 50 2月4日 1098 22.0 1096 21.9 1112 22.2
海城(1回) 140 2月1日 478 3.4 444 3.7 499 4.2
駒場東邦 240 2月1日 684 2.9 703 2.9 752 3.1
芝(1回) 150 2月1日 753 5.0 656 4.4 670 4.5
城北(1回) 約120 2月1日 517 4.3 635 5.3 593 4.9
巣鴨(T期) 120 2月1日 407 3.4 425 3.5 427 3.6
世田谷学園(1次) 60 2月1日 312 5.2 429 7.2 360 6.0
高輪(A日程) 70 2月1日 376 5.4 344 5.0 310 4.4
桐朋 約190 2月1日 674 3.5 757 4.0 695 3.7
日大豊山(1回) 140 2月1日 600 4.3 506 3.6 617 3.9
早稲田(1回) 200 2月1日 944 4.7 988 4.9 1079 4.9
慶應普通部 約170 2月1日 838 4.9 826 4.9 784 4.6
サレジオ学院(A試験) 100 2月1日 465 4.7 516 5.2 561 5.6
逗子開成(1次) 150 2月1日 706 4.7 697 4.6 663 4.4
学習院(一般・1回) 約65 2月2日 473 7.3 498 10.0
城北(2回) 約130 2月2日 816 6.3 1099 8.5 1069 8.2
巣鴨(U期) 120 2月2日 774 6.5 760 6.3 762 6.4
世田谷学園(2次) 100 2月2日 816 8.2 859 8.6 778 8.6
高輪(B日程) 70 2月2日 657 9.4 563 7.0 502 6.3
高輪(算数・午後入試) 20 2月2日 453 22.7 450 22.5 397 19.9
本郷(1回) 140 2月2日 980 7.0 917 6.6 819 5.9
明大中野(1回) 180 2月2日 1100 6.1 1202 6.7 1010 5.6
明大明治(1回) 約90 2月2日 571 6.3 592 6.6 672 9.0
立教池袋(1回) 約50 2月2日 246 4.9 240 4.8 387 5.5
鎌倉学園(1次) 80 2月2日 600 7.5 660 8.3 760 9.5
法政第二(1回) 110 2月2日 624 5.7 569 5.2 515 4.7
海城(2回) 140 2月3日 1139 8.1 1080 9.0 1216 10.1
学習院(一般・2回) 約60 2月3日 695 11.6 796 10.6 979 7.8
暁星 約80 2月3日 502 6.3 672 8.4 511 6.4
日大豊山(2回) 60 2月3日 707 11.8 617 10.3 741 18.5
本郷(2回) 60 2月3日 762 12.7 807 13.5 646 10.8
明大明治(2回) 約60 2月3日 622 10.4 715 11.9 782 10.4
早稲田(2回) 100 2月3日 1501 15.0 1448 14.5 1544 19.3
鎌倉学園(2次) 50 2月3日 500 10.0 555 9.3 665 11.1
逗子開成(2次) 60 2月3日 646 10.8 692 11.5 554 9.2
芝(2回) 130 2月4日 1409 10.8 1327 10.2 1417 10.9
城北(3回) 約30 2月4日 420 14.0 590 19.7 562 18.7
世田谷学園(3次) 40 2月4日 677 16.9 785 19.6 758 25.3
高輪(C日程) 30 2月4日 601 20.0 606 20.2 465 15.5
サレジオ学院(B試験) 60 2月4日 797 13.3 909 15.2 1098 18.3
本郷(3回) 40 2月5日 811 20.3 826 20.7 685 17.1
立教池袋(2回) 約20 2月5日 235 11.8 207 10.4
鎌倉学園(3次) 40 2月5日 505 12.6 552 18.4 710 23.7
逗子開成(3次) 40 2月5日 608 15.2 441 11.0 360 9.0
法政第二(2回) 80 2月6日 641 8.0 699 8.7 652 8.2


 2006年度中学入試 男子校分析 
 埼玉・千葉の入試はここをご覧になるような方ならご存知の通り「お試し受験」が多く含まれます。
 やはり、入試の本番は2月1日の東京・神奈川解禁後です。
 男子で偏差値65〜70くらいの受験生であれば、初日に男子御三家(開成・麻布・武蔵)を受けて、3日に
 近隣の難関校、そして5日の上位校と流れるのがパターンです。
 
 ボーダーライン上の受験生は「浅野」は選んではいけません。
 東京御三家+神奈川の栄光・聖光の両巨頭を併願校として選ばれているからです。
 毎年、この日程に挑む男子校は現れますが、浅野と海城2回入試の壁に阻まれています。
 
 注目すべき点は、神奈川難関校の1角である法政第二が2月2日入試の出願者を増やしている事です。
 2月2日の明大中野・明大明治・立教池袋が微増もしくは微減に対し、着実に右肩上がりです。
 一時期、大学付属校は卒業後の進路が硬直しやすい事から避けられる傾向にありましたが、六大学の
 一角を占め、かつ都内や神奈川県内、そして埼玉県からも通学するつもりなら通学出来る立地の良さ
 が出願者にも野実に現れ、2月2日の1回入試の方が2月6日の2回入試よりも出願者数が多いのが、
 法政第二を本命として出願する受験者が増えている1つの証となります。
 その分、城北は2月2日入試の出願者を大幅に減らしています(昨年比マイナス283名)。
 元々東京城北地域(板橋・豊島・北)・埼玉県南部からの出願が多い学校ですが、ここまで減ると
 隔年化現象が発生しますので、来年は恐らく出願者数を持ち直すでしょう。
 男子御三家に入れる受験生は、はっきり言えば受験する前から決まってるも同然ですので、
 ボーダーライン上の受験生は、いかに「お得」な学校を選ぶかにかかっています。
 (以上2006.5.2記)
 



 学校制度を考える
 
 はじめに

 安倍内閣の発足と共に教育基本法の改正が議題にあがるようになりました。
 「教育再生会議」の旗揚げにあわせるようにいじめによる自殺や履修漏れ、教師への校長のパワハラなど
 教育現場は混乱の極みにあります。
 昔は「勉強が出来ればいい大学に入っていい会社に入る」といった共通の価値観がありましたが、
 今はそれも崩壊し、目的を見出せないまま過去の価値観にすがるしかない不安が
 こういった事件の根底にあると思います。
 明治維新以後変わることの無かった学校制度を変える事により、目的を再設定する事が教育現場崩壊を
 防ぐ手段だと思い、今回は下記の通り6回に分けて学校制度を考えてみたいと思います。

 その1.教育バウチャー制度の導入
  バウチャーは利用券や引換券という意味で、ミルトン・フリードマンが「選択の自由」という著書で表した。
  教育バウチャーは公立だろうが私立だろうが保護者が学校に渡せば、その分補助金が受けられるという
  制度で、学校間の競争を促進すると考えられているが、賛否両論噴出している。
  反対論者は「私立学校に補助金を支出するのはおかしい」と言っているが、金銭面から私立学校に行けない
  という生徒を救済する事が、憲法に定められた「教育の権利」を守る事にはならないだろうか。
  それと、介護保険導入により、民間が相次いで介護ビジネスに参入した様に、教育ビジネスに参入する企業が
  相次ぐだろう。とにかく「ぬるま湯」に浸かった今の学校を変えるためには、一度根幹から変える必要がある。
  (ここまで2006.11.12記載)

 その2.全国学力試験の導入
  全国学力試験というのは、これまでの「学力到達度試験」を拡大して行われるもので、対象は小・中学生を
  考えています。日本の義務教育には「落第」という制度が無いのですが、それでは学力の差が学年を追う毎に
  拡大します。各学校の定期試験はそのまま、年に1回、3月に各学年のまとめテストとして実施をすべきです。
  内容は学習指導要領準拠で、基準以上であれば進級を認め、基準以下であれば留年とします。
  これまで、体力テストは実施していないのに学力テストは実施していないのが不思議でした。
  義務教育の理念が「日本国民として生きていくうえでの基本学力を身につける」にある以上、義務教育は
  ただその期間学校に行けばよいのではなく、必要最低限の学力を身に付けさせるという理念に
  回帰すべきです。ただ授業数をこなせば良いのではなく、内容を問う必要があるのです。
  そうでもしないと教師や生徒の資質向上には繋がりません。
  まず「学力には差がある」という事を認識する。その為にも全国学力試験は必要だと思います。
  (ここまで2006.11.19記)
 
 その3.中学卒業時に進路を決める
  全国各地の高校で、非受験科目の履修漏れが問題になっていますが、卒業後に就職・進学と進路が分かれる
  高校生に全国一律の要領で対応しようという考えがそもそも間違っているのです。
  就職組には就職用の、受験組には受験用のそれぞれのカリキュラムは絶対必要になります。
  そこで、義務教育終了時(現在では中学卒業時)に、予め就職希望か大学進学希望かの進路を決めさせるべきです。
  その2.で提案した「全国学力試験」の結果を基に、実社会に出た方がいいか勉学の道を進むのがいいかを
  決めさせ、それぞれにあったカリキュラムを作れば今回のような履修漏れは出ません。
  職業によっては若いうちから専門指導を受けていた方が良い場合もあり、高校3年間を無為に過ごさせる必要は
  無いのです。だらだら12年かけて進路を決めさせるよりも、義務教育9年間で進路を決めた方がメリハリもつきます。
  「手に職を付けたいから訓練したい」と言っても、「とりあえず高校は出なさい」という保護者も多いでしょう。
  そんな風に進学してもだらだらと過ごすだけで何も残りません。とにかく期限を区切る事が何より大事です。
  それと目標を設定してあげる事、これがもっとも大事な事なのです。
  (ここまで2006.11.23記)

 その4.大学進学制度を変える
  日本の教育制度の歪みの象徴といえば大学入試に集約されるでしょう。
  小・中・高と12年かけて挑む大学受験ですが、逆に言えばそこまで準備しなければ大学進学出来ないという制度
  が構築されてしまっているのが問題です。
  超難関校に入学しても、「大学合格がゴール」と言わんばかり遊びほうけ、大学卒業の際には何も残っていない
  という歪みが散見されます。
  大学も少子化を迎え、単に認定を厳しくしてしまうと受験生が集まらないというジレンマがあるでしょう。
  そこで思うのは、高校から大学に入学するのではなく、大学共通の教養教育機関を作り、大学進学を目指す
  学生は、前述の全国学力試験で一定基準以上あれば入学できるようにし、教養教育機関での成績を基に
  大学へ進学するという事にすればと思います。
  常に刺激を与えておかないと学生は堕落します、私も大学在学中に何人と見てきました。
  いきなりゴールではなく、高校と大学の間にワンクッションを置いて、関門を増やす事を提案します。
  当然ですが、大学も単位認定を厳しくし、簡単には卒業できない様にすべきです。
  (ここまで2006.11.29記)

 その5.高校を進学校と就職校に分ける
  前述のその3・その4でも述べた様に、本来高校ではそれぞれの進路に応じた教育を受けるべきなのです。
  3年後には社会に出る生徒もいれば、大学受験を目指す生徒もいる、それが混在しているから履修課程の
  問題が起きる事に早く気づくべきなのです。
  中学までを義務教育としている以上、その先の教育はそれぞれの進路にあった専門教育でなければなりません。
  結果として、普通高校も進学校と就職校に分けるべきである、と考えます。
  その4.で述べた様に大学進学制度を変えてしまえば、大学に入るための勉強ではなく教養を身につけるための
  教育に変わりますから、旧制高校のように思索深い日々が送れるでしょう。
  脳みそが柔軟な内に考える癖をつけさせないと、後は硬直するだけなのです。
  就職校は、自分の進路に合わせた資格の勉強や職業体験が出来る様にするべきだと考えます。
  大学進学組よりも4年は早く社会に出られる訳ですから、経験も知識も蓄積出来ます。
  (ここまで2006.12.11記)

 その6.真の「エリートを」を育てる

 <いじめは教師以外で解決すべき>

 さて、「いじめ」がいつまでも続き、収まるどころか益々拡大する傾向をみせていますが、
 前述のように教師ではいじめには対応する事が出来ません。何故ならいじめる側、いじめられる側
 を理解できないからです。
 ではどうすればいいか。教師で対応しようと思わずに、外部の力を借りればいいのです。
 学校が用意するのは「いじめ駆け込み寺」と名づけた教室だけ。ここにスクールカウンセラーやら
 精神科医やらを常駐させておけばいいのです。大事なのは「逃げ場所」を作る事です。
 学校でいじめられてる事を両親に話せる生徒など皆無です。いじめられてる事って恥ずかしいですから。
 だから言えない、言えないから学校でも家でも逃げ場が無くなる。
 という事は、逃げ場を作ってあげればいいのです。
 学校側は場所を提供して、予算は国から出してもらえれば充分運営できます。
 それと学校側は徹底した情報公開を行う事。とにかく自殺を防ぐ為には情報の公開です。
 これだけでの事で、いじめが間違いなく減少します。間違いない。
 (2006.11.03記) 
 

 <いじめを隠そうとする現場・文部科学省>

 いじめが社会問題になり長い年月が経っているが、未だにいじめを苦にした自殺が続いている。
 岐阜や福岡では学校が「いじめの認識はなった」「あった」と二転三転してるが、この様な見苦しい
 事態が起こるのは当然理由がある。まず文部科学省が「数値目標」を掲げている事。数字が一人歩き
 してしまい、「どの様にいじめをなくすのか」という観点がごっそり抜け落ちている。
 基本的に役所は「数字」が全てで、「数字」が出てこない施策には予算がつかない。
 だから官僚は「作文」をして予算を獲得する。官僚の最優先課題は「予算を取ってくる」事に他ならない
 からだ。本来であれば「施策」がありそれに対して予算がついてくるのだが、霞ヶ関では順番が
 逆になっている。それと、NPOや民間団体を活用できないのは、文部科学省OBの「食い扶持」を
 確保するために予算を確保する必要があり、その為には文部科学省所管の特殊法人に
 仕事を回さなくてはいけない。その為にNPOや民間団体は、官僚からすれば「邪魔」でしかない。
 また、学校では文部科学省から下ろされてきた数字が都道府県・市町村経由で届く。
 仮に文部科学省でどんな立派な理念を出しても、現場に届く頃には「目標達成」が最優先課題になり
 理念など二の次三の次。現場の先生方は「通常業務でも忙しいのに余分な事言いやがって」という
 気持ちになるので、面倒な事は隠そうとする。学校長も先生も「目標未達成」ならば評価が減点されるから
 おいそれと不利益になることは認めない。結果として「隠せるものは隠そう」という文化が生まれてしまう。
 それに致命的な欠陥として「文部科学省の官僚も現場の先生もいじめを受けた事が無い」事がある。
 昔は「でもしか教師」と言って、いろいろなタイプの先生がいたが、今や学校の成績が優秀でないと
 教師にはなれない。官僚は言わずともがな。従って「いじめられている生徒の気持ち」など一生かかっても
 理解できない。理解できない事を解決する事などは無理に決まってる。
 いい数字を出したい文部科学省だけの責任ではない。数字しか評価しない財務省も問題だ。
 つまりいじめとは、今の日本社会の仕組みではどうする事も出来ない、防ぎようが無い。
 だから、「まずい事は隠そう」とする風土が生まれてるのである。
 長くなったので、現状打破する為にはどうすればいいかは、改めて考察します。
 (2006.11.1 記)
 

 <なぜ履修漏れが起きたのか>

 福井県で発覚し、その後日本全国に広がった高等学校での履修漏れ。
 必修科目である世界史を履修せず、英・数・国といった大学入試科目に授業を振り分けるという内容
 ですが、受験科目優先という風潮は今に始まった事ではありません。
 私立高校では大学進学実績を上げる為に「0時限」や「7時限」と言った学習指導要領以上のカリキュラム
 を組み、受験科目の補習を行ってきました。
 公立高校では、日教組などの組合の力が強かったので、補習授業=労働強化という方針があり、
 国公立大学進学実績では凋落の一途をたどってきました。
 そこにいわゆる「ゆとり教育」を掲げた新学習指導要領が施行されます。これは教員の週休2日制を
 実施する為の要領で、あまりの内容のカットに、当時の文部省も「あくまで最低基準であり、これを
 超えても構わない」と認めざるを得なくなる事になります。
 公立高校では組合の力が強いですから、最低基準である新学習指導要領を受け入れ、週休2日制を
 実施します。大学進学実績を上げなくても生徒は集まるからです、
 私立高校では少子化の影響で、大学進学実績を売りにして生徒を集めないと経営が成り立たなくなります。
 従って、学習指導要領以上の授業を行い、大学進学実績を向上させました。
 大学(特に難関大学)の定員は増えませんので、私立高校が進学実績を増やせばその分公立高校の
 進学実績は減ります。ここで問題になるのが公立高校OBからの圧力です。
 特に旧制中学から歴史のある公立高校では、地域の実力者が「我が母校はなぜ凋落したのか」と
 現場(=公立高校)や教育委員会に圧力をかけます。それに現場(=公立高校)は保護者が
 「私立高校は○○大学に何人合格させてるのに、なぜウチの高校は実績が出ないんだ」と問い詰める
 といった風潮があったのでしょう。その結果として、「世界史を履修した事にして、受験科目をしましょう」
 となったのです。
 新学習指導要領による公立と私立の授業時間の差が拡大したのと、大学進学実績を偏重する価値観の
 蔓延が、許されざる履修漏れを起こした原因でしょう。
 こうなる事は、新学習指導要領が施行された時から予測された事であり、文部科学省の責任は
 逃れられないところがあります。
 ところが、今回の騒動でも文部科学省は傍観者を決め込み、現場に責任を負わせようとしています。
 抜本的な解決は、一発試験で行っている現在の大学入試制度の改正しかないのですが、
 まずは学習指導要領の改訂と、公立高校でも私立並みの受験指導をした場合の予算の手当てが
 必要なのです。つまりこの問題は文部科学省の問題であり、トカゲの尻尾切りで現場にすべてを
 なすりつける官僚の狡猾さを指摘するのが国民としての義務です。
 (2006.10.30記)
 

 <ゆとり教育1期生の大学入試>

 今年の大学入試、高校1年生から新学習指導要領、いわゆる「ゆとり教育」を受けた世代が
 現役受験生として大学入試に挑みました。
 結果はこれから発表されるだろうが、大学入試センター試験での英語ヒアリング騒動を見ると、
 受験生としての資質に欠ける世代となっているようです。
 (詳細はブログをご覧下さい→センター試験リスニング、一部受験生が操作法を勘違い

 記事によると、操作に慣れてもらう為に事前に配布したICレコーダーと本番でのICレコーダーの仕様が
 一部変更になっていた為、故障と誤解した受験生がいたのでは、との大学入試センター側の見解を
 載せています。

 しかも、「各高校に」とありますので、ゆとり教育1期生達に配布されたのでしょう。
 大学入試で、ICレコーダーの使い方を間違って、再テストを要求する様な受験生を育てたゆとり教育は、
 文部科学省の「愚民化政策」の賜物です。

 彼らは4年もしくは5年後に就職試験を受けるでしょう。最近は外資系企業の人気も高いらしいですから、
 英語能力のテストもあるでしょう。その時は再試験なんて要求できませんよ。どこまで甘やかすのでしょうか。

 きっと彼らは「やり直しの効かない試験がある事は習っていない」とのたまうでしょうが、一企業人としては
 その様な人間は要りません。
 
 ゆとりゆとりで甘やかす代償が、日本社会を滅ぼす危険性を指摘しておきます。
 (2006.04.22記)

 <何のために中学受験をするか>

 2006年度入試も終わり、2月から「新小6」として、来年2月までの受験学年がスタートしました。
 ここで、一度原点に返り、なぜ中学受験をするのか改めて考えてみたいと思います。
 「高校受験の無い充実した学校生活」ですか?それとも「様々な設備や体験ですか」?
 そんなのは建前に過ぎません。ずばり「いい大学に行く」のが目的なのです。
 ただ、皆それを表立って言えないから、いろいろ理由を考えるのです。
 もし、本音を言ってしまうと、ホリエモンの様に欲望の権化になってしまうから、言わないだけです。
 皆が己の欲望を包み隠さず言い出したら、日本は恥知らずの国家に成り下がるでしょう。
 ギリギリの所で、何とか踏みとどまっているのです。

 しかし、学歴社会はそんな簡単には壊れません。
 「ドラゴン桜」のヒットが、皆がいい大学に行きたい願望の現れです。
 残念ながら、現在の公立教育では既に大学受験には対応していません。
 何せ大学受験の時に、停車する駅も確認せずに乗るような受験生を輩出してるのですから。
 よく3月になると、快速や特急を臨時停車させる話が美談で語られますが、あれは恥を晒してるのです。
 この様な恥ずべき行為を行う受験生が全て公立生とは言いませんが、下の下の受験生です。
 受験体制も満足に出来ない高校が、果たして大学受験出来る環境でしょうか。答えは否です。
 皆さんも、今一度中学受験をする意味を再度考えてから、1年間乗り切ってください。
 (2006.04.05)
 
 <大手塾2005年度入試分析(1)(05.06.19)>
 
 今更ですが、大手塾の2005年度入試の分析を始めます。
 量が多いのでまずは御三家及び難関中学からです。
 1.男子御三家
  明らかに「開成集中」が見て取れます。入試日が同じなので比較しやすいですが、
  四谷大塚・日能研は「2/1第一志望」を進学指導の中心にしてるのでしょう。
  それぞれ開成・麻布・武蔵の順番で合格者数が並んでいます。
  早稲田アカデミーは「早稲田第一志望」の為それほど数字は出ていません。
 2.女子御三家
  ここでは圧倒的に日能研が勝利しています。女子生徒ほど「ブランド塾」を信奉しているのが
  一目瞭然です。
  女子学院・雙葉に至っては定員(合格者数ではないです)の半分以上が日能研となり、
  日能研ブランドの強さが光る結果となっています。
 3.難関中学校
  名前の通り「早稲田アカデミー」が早稲田実業で合格者数トップとなっています。また男子・女子御三家の
  合格者数からすると早慶系の合格者が突出しているのがわかります。
学 校 名 定員 四谷大塚 日能研 早稲田アカデミー
合格者 占有率 合格者 占有率 合格者 占有率
開成 300 83 27.7% 136 45.3% 34 11.3%
麻布 300 59 19.7% 101 33.7% 16 5.3%
武蔵 160 36 22.5% 43 26.9% 26 16.3%
桜蔭 240 49 20.4% 85 35.4% 22 9.2%
女子学院 240 56 23.3% 130 54.2% 32 13.3%
雙葉 100 28 28.0% 52 52.0% 13 13.0%
駒場東邦 240 50 20.8% 126 52.5% 17 7.1%
早稲田実業 225 84 37.3% 78 34.7% 101 44.9%
早稲田 300 101 33.7% 144 48.0% 89 29.7%
慶應義塾普通部 170 32 18.8% 71 41.8% 19 11.2%
慶應義塾中等部 190 49 25.8% 60 31.6% 26 13.7%
慶應義塾湘南藤沢 150 35 23.3% 62 41.3% 20 13.3%
※早稲田アカデミーの慶応義塾中等部・慶応義塾湘南藤沢は2次合格者数

 <入試時における面接の比重(05.06.12)>

 無事に2005年度入試も終わり各メディアに於いて分析が出揃い、目にされた方も多いと思います。
 しかし、どの雑誌にも入試時の面接について触れられていませんでした、残念です。
 私立中学校の場合ですが、基本的に面接は添え物です。極端な話をすれば、日本語を理解できて、
 授業中に突然奇声を上げ学級崩壊をさせないか否かを判断するだけです。そうでもないと、試験の次の日
 に合格発表なんか出来ません。面接を評価に加えるとしたら、最低限1週間はかけないと無理です。
 面接が重要視されるのはごく一部の名門校だけです。学校コミュニュティーに加えても問題ないか保護者を
 含めて判断されます。この場合はいくら筆記試験が良くても、当校にふさわしくないと判断されれば不合格
 になります。こればかりは生徒の実力ではどうにもなりません。
 従って、「教育の二極分化」が叫ばれる訳ですが、これは日本だけではありません。
 英米においても階級による教育機会の不均等はありますし、エリート階級が再生産されているのです。
 話が飛躍しましたが、一握りの上位校(女子校に多いですが)以外は面接の比重は高くありません。
 学校までの経路、家族構成くらいを言えれば問題ありません。
 
 次回は大手塾2005年度入試結果分析をお送りしたいと思います。
  

 <節操のない受験はお止めなさい(05,01,10)>

 埼玉・千葉入試はいよいよ本番を迎えました。
 注目された新設校、淑徳与野も第1回(1/13)で689名を集めまずは成功でしょう。
 立地から1000名集めるのは難しいとは思いましたが、まずまずの志願者数と見ていいでしょう。
 しかし気になるのは翌日の浦和明の星1回が昨年並みという点です。
 ご存知のように淑徳与野は仏教系、浦和明の星はキリスト教系です。
 偏差値のレベルだけで学校を選んでいるようなら受験はやめた方がいいです。
 これからの国際社会で大事なのは自分の中にどれだけ引き出しを持っているかという事に他なりません。
 その中でも「宗教」は大事な要素です。日本国内に居ては決して気付きませんが、
 外国に行った時には必ず「宗教」を聞かれます。
 宗教によっては戒律で食用が禁止されている食材もありますし、会話の話題にも
 宗教が出てくる時があるのを皆さんご存知でしょうか。
 仏教なら仏教で、キリスト教ならキリスト教で、それ以外ならそれ以外ときちんと
 分けて受験するのが最低限の受験マナーです。
 仏教系ならお勧めは「麹町学園女子」ですし、キリスト教なら「星美学園」です。
 この2校は校長がそれぞれ宗教の権威です。三多摩地区の方なら「東京純心」も
 お忘れなく。

 次回はのびのびになっている「入試時における面接の比重」をお送りします。


 <学校選びは受験日選び>


 第一志望校も決定し、各塾では既に志望校対策が進んでいることと思います。
 この時期になると、併願パターンをどうするかで塾側と保護者側で意見が必ず対立します。
 一番多いのが「ウチはこの学校しか受けないから他の学校は受けない」という保護者の意見ですが
 、これに対抗できる塾講師は皆無に等しいのではないでしょうか。

 ゆとり教育以前ならば、志望校以外なら公立中学校に進学して、高校で再度挑戦するのも可能でしたが、
 現在の指導要領では中学3年間の間に天と地以上の差が付きます。
 将来的にはほとんどの私学が中高一貫教育にしなければならないほど、
 ゆとり教育を標榜する現在の学習指導要領がお粗末すぎるからです。

 受験日の多様化によって、都内・神奈川県でも1月中の入試が可能となっている現状では、
 下記のようなパターンが一番無理が無いでしょう。

 <男子>

 1月中 中旬1校 下旬2校 
 2月 1日・3日・5日

 ポイントは「1月受験で必ず合格する学校を入れる」です。
 何故なら、2月受験に際し1校でも合格していれば精神的な余裕が違うからです。
 また、1月入試校は間違いなく2月で流出する分を計算して合格を発表するので
 偏差値ランキングが当てはまらない場合が多くなります。
 千葉・埼玉に受験が無理な立地の方は全寮制の学校を受験しておくのがいいでしょう。

 <女子>

 1月中 中旬1校 下旬1校
 2月 1日・2日・3日・4日・7日以降

 男子と比べると1月受験校の選択肢がかなり制限されます。
 間違っても御三家クラスを受ける人以外は浦和明の星は受験しない事です。
 浦和明の星を本命校として受験する埼玉及び東京北部の女子は限りなく多いのです。

 男子と比べて日程を詰めているのは、受験科目に差があるからです。
 男子はほぼ4科校ですが、女子はまだまだ2科校が多くありますので、
 午前中で入試を終える場合がほとんどだからです。

 ですので、4連投は十分可能なのです。

 併願校を決めるのではなく、最初に日程ありきで決めるのが後々問題になりません。
 今の私学であれば、相当な事の無い限り公立中学校に劣る私立中学校はありません。
 「住めば都」という言葉の通り、6年間通う内にその学校のカラーに染まっていきます。

 但し気をつけなくてはいけないのが、中学からの内部進学組と高校からの外部入学組を
 混合する学校です。

 中学入試では中堅若しくは下位校にも関わらず、高校入試になると上位になる学校に
 ありがちですが、今の民主教育では「学力の低い方にカリキュラムを合わせる」のが
 一般的ですから、3年間のアドバンテージが無駄になる可能性が大です。

 ランクは2月1日を頂点とした富士山型(頂点に向かってなだらかに上昇する)が望ましいでしょう。

 よく「自信をつけさせる為に」と言って難易度の低い学校を進める塾講師がいますが、
 これはレベルが低いですね。

 富士山型にしておけば、次第に問題の難易度も上下しますので、受験する生徒にとって
 受験の厳しさを知るよい機会です。

 受験日パターンを決めた後に志望校を決めれば無理のない入試予定が組めるはずなんです。
 「ウチは○○中学しか受験しません」と強硬な保護者には下の一言が効きます。
 「公立中学校に行ったら、3年後取り返しがつかないくらいカリキュラムの差が広がってますよ」
 これでも駄目ながら最後のせりふをご紹介しましょう。
 「大学入試のレベルは上がることはあっても下がることは決してありません」

 来週は「入試における面接の比重」についてご紹介します。(2004.9.13)
 


 <ありきたりですが、今年のおすすめ校(男子校編)>
 
 そろそろ志望校決定の時期ですね。偏差値を見ながら日能研の中学受験ガイドを手に
 志望校をどうしようか決めるのに四苦八苦されていると思います。
 女子に比べて「サンデーショック」の影響が小さい男子校については、昨年と横這いもしくは
 若干プラスで推移しています。
 塾業界に十年弱いた経験からすると、超難関校・難関校には受かる子は間違いなく受かります。
 妙にブランドを意識して特定の学校しか受けない子は全滅する可能性が非常に高いです。
 ほんの一握りの上位生以外の生徒はいかに滑り止めを作るかに重点をおかねば「受験戦略」
 とはとうてい言えません。気をつけなくてはいけないのは塾の先生で「大丈夫」を連発する先生。
 受験に大丈夫はありません。
 2月は一番雪が降りやすい月なのです。私なら「年内に一度一人で受験予定校まで行かせて下さい」
 と言います。いくら滑り止めでも迷子になったら受験は出来ません。
 能書きはこれくらいにして、ずばり今年の穴場は「郁文館中学校」です。なぜなら理事長が
 ワタミフードサービスの渡邉美樹氏、校長は慶応義塾大学法学部小林節教授と
 トップが変わったからです。この3年で郁文館中学校の偏差値は10上がるでしょう。
 そして中堅私学の仲間入りを果たします。
 なぜ断言できるか、実は前例があるのです。故徳間康快氏が率いて劇的に改善した逗子開成中学校です。
 昨年度より高校募集を停止し名実共に湘南地区の男子中堅校としての地位を確立しました。
 では徳間氏は何をしたかというと、教師の査定の厳密化と海洋教育の徹底です。
 それだけの事が今まで出来なかったのはやはり組合でしょうか。
 外部から来た人間から見ると商品である教師が陳腐化するのは耐えられなかったんでしょうね。
 それに加えて郁文館では「夢の日付を入れる」事を教育目標に掲げています。
 この訓練を受けられるだけでも学費を払う価値があります。なぜなら今の企業で一番問題なのが、
 この期限を決めるという作業だからです。
 もし、偏差値だけで選ぶなら確かに高くはない学校です。しかし6年後、自分で期限を決められる人材
 になれる事は保証します。もしそうならなかったら遠慮なく渡邉理事長に苦情を言って下さい。
 ワタミフードサービスは「苦情命」の会社ですから間違いなく適切な対応をしてくれます。
 是非受験予定校に「郁文館中学校」を。お勧めです。(2003.11.9)
 


 <学力を上げる前に道徳を上げて下さい。>

 今日は北辰テストの実施日との事で街に中学生があふれていました。
 南浦和駅でもいるはいるはの中学生が群生して身動き1つ取れない状態でした。
 駅員がアナウンスしてもダメ、声をかけてもダメなので仕方なく中学生の群をを押し倒して何とか前に
 進む事が出来ました。
 で、定期券販売機についたら中学生が腰かけて談笑中。完全にぶち切れて中学生の襟首を掴んで上に
 持ち上げて横に投げ飛ばしました。
 払った代償は大きく、今日モバイルデビューさせる予定だったシグマリ3が通信カードを認識しなくなりました。
 浦和実業高校に電話したら「北辰に電話してくれ」との事で北辰に電話しましたよ。
 応対がソフトだったのと、責任者の名前を聞けたから今回は引き下がりました。
 それにしても、中学校の先生は何を教えているんでしょうか。
 駅には老人や子供もいたのに傍若無人な振る舞いで、通行困難にしていたんですよ!
 浦和実業の生徒も、朝は駅の通路を占有し道を我が物顔に歩いていて非常に危険なんですよ。
 学力上げる前に、道徳をきちんと教えて、道徳心を向上させて下さい先生方!(2003.10.5)
 


<攻めの共学化、守りの共学化>
 そろそろ過去問に手を付けてる受験生がほとんどだと思います。
 2004年度入試は「サンデーショック」の年であり、上位生は志願校が増える事でしょう。
 中堅校も次々2月1日参入を表明し、「優秀な生徒(=入学してくれる生徒)を確保したい」という
 各校の思惑が垣間見えて非常に活気付いています。
 また、中学受験を志す下位生にも救いの手が差し伸べられています。女子校4校も共学化と
 なります。東京で桜丘女子・武蔵野、神奈川で大西学園・橘女子と非常に間口の広い学校です。
 この4校の内、我が道を行く大西学園以外は、かつて青稜中学校(←青蘭女子)の様に共学化
 して学校経営が安定したのを指をくわえて見ていた学校です。昨年の出願状況を見れば一目
 瞭然です。 但し、施設面に関しては既存の共学校よりも優れてる事は当然で、男子にとっては  
 底辺が拡大した事になります。
 今後の生徒指導について、これまでの「個性尊重」等と戯言を抜かさず、スパルタで6年後には
 六大学に1名でも合格者を出す事を祈っています。(2003.9.26)
 

 【家庭教育を考える】
 
 子育てを放棄する親、過保護に走る親
 
 毎年この時期になるといわゆる「お受験」の話がワイドショー化したニュースを賑わす日々が続く
 訳ですが、去年の年の暮れに「母親がスノーボードに行っていて残された子供が焼死」といういたましい
 ニュースが流れました。
 正月帰省で湘南新宿ラインに乗っていた時ですが、親子四人連れがグリーン車に乗ってきて横の列に
 座ったのですが、なんと子供2人と両親が別々に座ったのです。完全に子育てを放棄してます。
 さすがに騒ぎ出したので母親が慌てて席を移りましたが、まったく情けない限りです。
 これを見ていて思ったのですが、今の親は子育てにおいて子供との距離がつかめていないのではないか。
 昔は周りに聞ける人がいましたし、自分の体験を基に子育てが出来ましたが、今の親は自分の親を否定し
 「あんな風には子育てをしたくない」と思ってしまっているのではないか、という事です。
 これでは距離感など掴めないので、結果として子供にべったり寄り添うか突き放すかの二極化になる、
 その結果として幼児虐待などが起きているのではないか、と思いました。
 (以上2007.01.01記)
 




2003
年度中学受験分析
 

東京男子校

東京女子校

東京共学校

神奈川女子校